|Posted:2009/05/14 01:40|Category :
うつつさん|
ハレヒレホレホレ!
昨日の続きよ!
ちなみにデザインフェスタの出番は17時20分からでしたよ!
デザインフェスタ、イベントステージ昼間からビッグサイト中をパレードする予定みたいだよ!
楽しみねー楽しみねー
続・東中野アートフェスティバル
3 奇数の男は会場の全てが偶数の男に集中する瞬間を待っていた。
ただただ待つ。雷鳴のごとく唸りをあげる偶数の男。生まれる前の奇数の男。
4 時は満ちた。奇数の男はニョロニョロと地面をはいずり回る。
ニョロニョロ、ギャーギャー、んにょろんにょろ、ぐえーぐえー
「生命は海から生まれ、山を目指す。だからおれは白馬に住む事にした。」
東京出身の親父が教えてくれた。
奇数の男は魚になった。生まれた生命。魚は水中を優雅に泳ぐ。
しかし、優雅という判断は人間であるが故、感じるものである。
もしも私が魚であったら、奇数の男の見え方も変わって来るはずだ。
偶数の男は目をつむり、ただただ自由に音を紡ぎだす。
奇数の男は陸に上がる。足が生えたのだ!
魚は陸に上がる事により、行動範囲を広げた。
海には帰れないがね。
偶数の男は次第に旋律を奏で始める。
次第に短いフレーズの繰り返しへと。
音が緩やかに伸びやかになる。
奇数の男が飛んだ!
大空を舞う鳥だ!
由々しき調べ、雄叫びをあげながら舞う大きな鳥だ。
山を!山を目指すのだ!
5 音が揺れ始め、次第に崩れていく。
雨だ。
鳥は人になっていた。
彼は水たまりを飛び越えながら家を目指す。
最も落ち着く場所。家。
オレンジ色の暖かい明かり、ロッキンチェアーに揺られて
一服つけている。
アルコールのような液体を口に含む。
偶数の男が金属的な音を短いリフとして発す。
工場なのか、はたまたアトリエか、仕事が始まるイメージが湧く。
彼は口に含んだ何かを勢いよく吐き出した!
黒い液体だ!
奇数の男

ハイ!
今日はここまで!
今日の花言葉
シキミ
「猛毒/援助」
じゃ、またねー
うつつ